◎転生の法則

私達という存在は、死によって終わりません。

 

なぜなら、私達は、肉体に宿る魂であり、永遠に生き続ける霊的な意識のエネルギー体だからです。

 

「誕生」とは、霊的意識界からこの世へ移行する過程にすぎません。

 

今、私達魂は、「地球学校コース」をとるために生まれてきました。

 

私達魂は、生まれる前に、自分がこの地球で「何を学ぶのか」、「それを学ぶために、自分の人生にどんなことが起こるのか」などの大まかな人生プログラムを立て、その学びに一番ベストな国や人種、性別、体、家族や環境などを選んでやってきます。

 

この世で私達が出会う親や兄弟、姉妹、親戚の人達、知人、友人、同僚、もしくは、先生や上司といった立場の上の人々であっても、地球という学校の同じクラスメイトです。

 

年上の人は、単に先に生まれたクラスメイトであり、年下の人は、ただ単に後で生まれたクラスメイトです。

 

見知らぬ人々は、他教室の同じ学校の生徒です。

 

私達は、生徒として地上で様々な体験学習をした後、「死」を迎えます。

 

その時、物質的な肉体は滅びますが、魂は、「死」と呼ばれる過程を経て、生まれる前にいた元の霊的意識界へと戻ってゆきます。

 

このため、「死」は、霊的意識界での「誕生」とも言えます。

 

この霊的意識界にも、様々な階層や次元での癒しや学びの世界があります。

 

魂は、地球上だけでなく、その学び具合により、自分にとってベストな様々な異なる次元や宇宙の意識界などへ移行、つまり、転生(生まれ変わり)してゆき、その場独自の学びのコースをとって学んでゆくのです。

 

この生まれ変わりながら学んでゆくシステムが、『転生の法則』です。

 

私達は、一つの人生で気づき、学べることには限りがあるため、何度も生まれ変わる必要があり、それぞれ別の人生で様々な学びのチャンスを得て学んでゆくのです。

 

死を迎え霊的意識界に移る時、学んできたレベルが同じ霊的エネルギー集団である『グループソウル(類魂)』の所に行きます。

 

そこで、自分の魂が現世で学んできたものを加え入れ分かち合います。

 

この「学んだものを加え入れ分かち合う」とは、イメージ的には、一滴、一滴の水滴である魂が、コップの中にポツン、ポツンとしたたり、『グループソウル(類魂)』という「コップの水」に混ざり合うようなものだそうです。

 

このようにして、グループ全体としても少しづつ向上してゆくようです。

 

しかし、中には、学ぶ速度が早く、一度の転生で非常に多くの学びをしてくる魂があります。

 

そんな場合は、魂レベルの似通った、より高いレベルの集団である『グループソウル(類魂)』へと飛び級して混ざって行きます。

 

この地球という世界は、様々な成長レベルにある魂達が、唯一、出会える学びの場なのだそうです。

 

魂は創造主のものであるため、魂はただ変化するが、終わることも破壊されることもない。魂は、それがきたところへただ戻ることができるだけである。                 (リーディング497-1)

 

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☆上の写真は、Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像 です。