◎自分の人生の理想と使命の見つけ方
エドガー・ケイシーは、他人が望む人生や行き当たりばったりの人生、目的地も分からずにやみくもに歩む人生ではなく、自分の理想の人生をつくってゆくため、霊性面、心理面(感情面と思考面)、物質面の理想と自分の使命をはっきりさせ、しっかり認識しながら生きるようにアドバイスしました。
人それぞれ、容姿、性格、育った環境などが違うように理想や使命も違います。
理想とは、やりたい事の難易度が高い目標です。
使命とは、興味のある分野で自分が価値ありと考え、実現してゆきたい目標や体現して生きてゆきたい心のよりどころをいいます。
もし、何がしたいか分からない場合は、子供の頃に何にワクワクしたか、どんな能力があったか、子供の頃にあれば良かったと思う能力は何かなどを考え参考にしたり、占星術や算命学、四柱推命や数秘術などを複数参考にするのも一案です。
ケイシーは、リーディングの際、しばしば占星術のホロスコープ(出生天宮図)を使って説明しました。
キリスト自身も占星術を学んだと言われています。
斎藤一人さんは、「自分探しの旅に出なくてもいいよ。万人の使命とは、神、ユニバース、愛と一致して、自分の出来る事、やりたい事をする事だ」とおっしゃっています。
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ケイシー流の方法を私なりに色々やってきて、この方法が良かったのでアップします。
■私の「ケイシー流自分の人生の理想の見つけ方」
1】A4用紙を3枚用意します。そして、その内の2枚を縦に2つに折ります。すると、2等分した長方形が4つできます。その各長方形の上部に
① 霊的理想、
② 感情的理想、
③ 思考的理想、
④ 物質的理想
とタイトルを入れます。
2】1枚目の①から始めます。自分にとっての霊的理想は何かを考え、縦に列挙してゆきます。
「霊的理想」は、愛やキリスト意識、仏心などといった、最高で、最善で模範となる自分の理想です。
②には、①で列挙した霊的項目を達成すると、どのような感情を抱くか、理想として自分はどんな感情を味わいたいのかを縦に列挙します。
※注意※
霊的理想に沿っている時、ポジティブな感情になりますが、反している時には、ネガティブな感情になります。
2枚目の③では、②で列挙した感情を抱くには、自分がどんな思考をすれば良いか、自分にとって、どんな考え方、見方、とり方が、理想的思考法かを縦に列挙します。
④では、③で列挙した思考をしながら、物質面や身体面で、理想としてどんなことを創造したいかを列挙します。つまり、霊的、感情面、思考面の理想を満たす時、物質界で何を手に入れ、何を実現したいのか、どんな状況になりたいのかを縦に列挙します。
3】3枚目の紙には、「実行する事」とタイトルを入れ、霊的、そして、感情面、思考面の理想を満たし、物質界の理想を手に入れるために具体的に何をするのかのアイディアを縦に列挙します。1項目づつポストイットに書いて貼っていってもかまいません。
4】ここまでの作業から、人や生き物、環境、世の中(社会)などに役立つため、自分が何を実現し、体現するために生まれてきたのかという「神聖な目的」や「心のよりどころ」を考え、1枚目の霊的理想の下部に、自分の使命として文章化します。
5】この理想と使命の表を頻繁に読み返し、自覚する習慣(癖)をつけます。
進むべき方向が分からなくなった時、気弱になってブレそうになった時、日課としても、自分の理想と使命の表を読み返すようにします。そうすることで、目的地も分からず、ふらふらとやみくもに進み、時間を無駄にしたり周囲に流され能動的に生きたりしなくなるようです。
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☆上の写真は、Jongho BaekさんによるPixabayからの画像です。
◎エドガー・ケイシー?
エドガー・ケイシー(1877-1945)は、世界的に有名なアメリカの霊能者です。
1877年にケンタッキー州ホプキンスビルの敬虔なキリスト教徒の家に生まれ、彼自身も熱心なキリスト教徒で、12歳までに12回聖書を読破し、亡くなるまで年に1回聖書を通読しました。
ケイシーは、子供の頃から様々な神秘体験をしています。
10歳ぐらいまで霊や妖精と話していたと言われています。
13歳の時、雑木林で聖書を読んでいた時、まばゆい光を放った天使に出会い、天使に、「あなたの願いは何ですか。」と尋ねられ、「キリストのように、病める子供達を助ける人になりたい」と答えました。
その天使は、「貴方の願いは、聞き届けられました。」と言って消えたそうです。
その後、彼は、リラックスし、自らを催眠状態におくことで、人々の個人的情報からあらゆる普遍的な情報までも語る事(リーディング/霊視)ができるようになりました。
そのため、「眠れる預言者」と呼ばれています。
リーディング(14305件)は、速記者によって書きとられ資料として保存されています。
それは、大きく分けて2種類あり、病気に関する症状や治療法などは、メディカルリーディング(9000件以上)と呼ばれ、メディカル以外のものは、ライフリーディングと呼ばれています。
彼は、リーディング中に、人を、霊的、心理的(感情と思考の)、物質(肉体)的領域を統合した(ホリスティックな)存在だとし、「健康とは、この全領域が調和した状態である。」と語りました。
メディカルリーディングでは、しばしば、霊的、心理的(感情と思考の)、物質(肉体)的理想を設定し、「人生の目的(使命)」をはっきり認識するようにアドバイスしています。
そして、「恐れや不安は、毒の食べ物」(5397-1)とし、「怒り」を「体内システムに対する毒」とか、「脳を破壊するもの」と呼びました。
「ネガティブな思考や感情(ストレス)が、毒を生み出し、免疫システムを弱らせ、病気にさせる。」として、健康を回復、維持するためにポジティブ思考することが重要だと語りました。
ネガティブ思考や感情からどうしても抜け出せない人(うつ等の人)には、「他人のために何かすることで、心のバランスを保つように」(3569-1、646-1)とアドバイスしました。
又、肉体的な健康を維持したり、回復させるための秘訣は、循環作用、同化作用、リラックス作用、排泄作用の4作用をうまく作用させる事だと語りました。
そのため、現在、「CARE」(ケア)というキーワードを使って、こうした作用の重要性を広めています
「C」 は、Circulation(循環作用)の「C」、
「A」は、Assimilation (同化作用)の「A」、
「R」は、Relaxation(リラックス作用)の「R」、
「E」は、Elimination (排泄作用)の「E」です。
リーディングでは、人を体と心と魂の統合体としてとらえるホリスティックな観点から、バランスのとれた体にするためのアルカリ化食事法や微妙な脊椎療法、パックや湿布、マッサージ、水治療法、ディトックス法、祈り等の秘儀的癒し方も盛り込んだ、幅広い治療法や予防法が語られています。
こうした情報が現在のホリスティック医学の基礎となったため、ケイシーは、「ホリスティック医学の父」とも呼ばれています。
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アメリカのバージニア州(バージニアビーチ)には、エドガー・ケイシーの14305件のリーディングを書きとった原書を保管し啓蒙活動をしているA.R.E.協会(霊的なものを調査、研究する非営利団体:1931年設立)があります。
その他に、ケイシーリーディングの治療法やその他のホリスティック(全人的)な健康法などを学べるマッサージ学校(Cayce/Reilly school of Massage)やスパ、そして、スピリチュアルな事を学べるアトランティック大学などがあります。
日本では、東京にNPO法人日本エドガー・ケイシーセンターや、ケイシー製品等を扱っているテンプルビューティフル(Cayce Goods)という販売店もあります。
日本では購入できない製品は、バージニア州にあるトータル・ハーモニーという所から個人輸入できます。(日本人スタッフがいるので、日本語でも可能です)
ケイシーのリーディングを通じてもたらされた情報は、今でも有益なため、世界中で活用、研究され続けています。
「スタディーグループ」と呼ばれる霊的向上を目指すグループも世界各地で活動しています。
◎愛感視点変化法
今日は、私が長年やっていて効果抜群のポジティブ化法、「愛感視点変化法」をご紹介しようと思います。
これは、文字通り、無条件で無限の愛を感じながら視点(見方)をポジティブに変えてゆく方法で、宇宙の法則に基づいたホリスティックな癒し法です。
私達は、起こってしまったネガティブな出来事は変えられませんが、その体験をポジティブに感じられる様に見方を変えることはできます。
物事をポジティブな方向(見方)からとらえると、心穏やかに感じられるようになります。
この変化法は、「全ての体験は価値と意味があり、私達の霊的成長への機会(チャンス)として、神から与えられたギフトだ」とうい考えに基づいています。
なかなかそんな風には考えられないかもしれませんが、やってみて下さい。
この方法は、一見ネガティブに見える体験でも、そこから何らかの「学び」や「感謝できる事」を探し出し、その本当の価値や意味に気づかせてくれるので、ポジティブな視点で見られるようになってゆきます。
再び同じような事があった場合にそなえ対策も練ってゆくので、再ネガティブ防止に役立ちます。
もし、同じ様なネガティブに感じる事が起こったとしても、ポジティブ思考化の練習と思って、対策法を何度でも実行してゆきます。
「愛感視点変化法」は、紙とペンを用意し、下の手順で行います。
私は、6色ペンを使って色分けして書いています。
6色ペンでお勧めなのは、無印の6色ペンとセイラーの6色ペンです。セイラーの方がやや太めのボディです。
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■やり方
大きく分けて、6つの項目について書き出します。
項目別に色を分けし、別項目に移る時は、「∟」のマークを入れて書いてゆきます。
アイディアが、浮かばない項目があれば飛ばして次の項目に移り、後で考えます。
1】ルーズリーフの紙に黒色ボールペンで「☆」印を書き、ネガティブに感じたことを簡単に書きます。
2】その下に、緑色のペンで「感」と書きます。
「自分がその時、どのように感じたか」、「どんなネガティブな決めつけや思い込みを持っているのか」などを書きます。
3】その下に、青色のペンで「相」と書きます。
「相手が、なぜそんなことをしたのか」の理由を想像して書きます。
4】その下に黒色ボールペンで「⊂?」と書きます。
まず、自分が味わったネガティブな体験は、今は記憶に無いけれど自分の過去や過去生で同じことを行い、「原因と結果の法則」により今回される側として戻ってきた可能性があると考えます。
その可能性を踏まえ、過去に自分が加害者となり、されたかもしれない相手が目の前にいたとしたらどのように言いたいかを、「⊂?」の後に書きます。
5】その下にピンクか紫色のぺんで「♥」を書きます。
ネガティブ体験は、神の無限で、無条件の愛から「私達の成長のためだ」と考え与えられた「ありがたい贈物」として捉えます。
今は、ネガティブ体験にしか見えなくても、後々、この体験のおかげで、私達はポジティブな成長をするようになっていると考えて次の①と②を書きます。
①番目として♥の下に、その体験の「良い面」や「学び事」(神様は、いったい何を学んでほしいとお考えなのだろうか?)を考えて、同じピンクか紫色のペンで書き出します。
②番目としてその下に、この体験を与えてくれた無限で、無条件の愛(神)に感謝するとしたら、何と言うかを同じピンクか紫色のペンで書きます。
6】その下に赤色のペンで「策」と書き、今後、同じ様な事に出会った時には、どうすれば良いかの対策を書き、それを実行します。
7】愛感視点変化法用のバインダーを作り、いつでも手に取れるようにファイルし、
同様のネガティブな体験をした場合に策などを読み返し、追記する事項があれば追記し、今後の体験に活用します。
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■記入例
☆夫は、自分で動かず、『あ~しろ、こ~しろ』と頻繁に私に指図ばかりする。
∟感 怒り!「うるさい!」、「自分でして!」
不満 「人にばかり言いつけないで!自分で動け!」 利用されていると思う。
∟相 (もし、まだ相手の立場に立てないなら、後で書く。)
∟⊂? 「嫌な気分にさせてごめんなさい。協力してもっと自分で動くように心がけます。」と過去の相手に心の中で謝まる。
∟♥
①「『あ~しろ、こ~しろ』と指図を人にしてはいけない」と気づかせ、学ばせてもらえた。(人にしてはいけない事を未学習の夫が、反面教師として自分の前に現れてくれているんだと考える)
②「この体験のお陰で、…、神さま、気づかせてくれてありがとうございました。
私は、人に指図ばかりするのではなく、自分で動くように心がけます。
∟策 夫に自分でしてもらうように頼む。頼んでも無駄な夫だったなら、「過去の自分が、同じように頼まれても無駄な相手だったのだ」と反省し、「指図」でなく「頼み事」と捉え、頼み事を聞いてあげる広い心をもつ修行と思って行う。
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■頼み方例
相手の目を見て
「ちょっと、お願いしたい事があるのですが、今、いいですか? いつがいいですか?」
「○〇なので(してもらいたい理由)、○〇してほしいのです。」
「やってもらえたらとても助かります。うれしいです。」
「ありがとうございます。」(2~3回言う)
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PS: 余談ですが、バーバラ・ブレナンさんは、「光の手」(河出書房出版)の中で、目に見えないものからのメッセージを受け取るようになるための方法の一つが、自分の身体や生活のどこに「不快感」を感じるかを日々注意し、それを解消するようにしてゆく事だとしています。
又、日々の身体と生活の「不快感」を解消することで、心身共に健康で幸せになると言われています。
PS: 感情は、魂(本当の自分)からのメッセージで、ポジティブな感情は、本当の自分と波長が合っているというメッセージで、ネガティブな感情は、本当の自分と波長が合っていないというメッセージらしいです。
◎忘れられない光景ー海岸で
昔、海岸に散歩に出かけた時、目の前の空が、私の前で左右に真っ二つに分かれていました。
目の前に、まっすぐな直線が遠く水平線まで続き、どんよりした曇り空と、雲一つ無い晴れた白い空がありました。
その空を見た時に感じた事を思い出しました。
その時感じたのは、
私達は、常に一瞬一瞬、一生涯、選択を迫られている。
どちらの空を選択するか?
でした。
しばらく忘れていた光景でしたが・・・。
◎最初のメンターとの出会い
最初のメンターとの出会いは、とても不思議でした。
初めての就職先の同僚が、なぜか分からないのですが、突然、たま出版の「転生の秘密」という本を私に貸してくれました。
私は、それまでスピリチュアル(宗教的)な事やホリスティック(我々が、身体と心と魂の統合した存在とする考え方)な事に何の興味もなかったので、そちら関係の話などしたことはありませんでした。
仏教徒の家系に育ったので、生まれ変わり、転生には、「そんなこともあるのかな~」くらいの感じでしたので、「読んでみたら?」と渡された事もあり、読書は嫌いではなかったので、とりあえず読んでみました。
日本エドガー・ケイシーセンターの光田さんも、この本がきっかけでケイシーのリーディングの研究をされ始めたそうです。
私も、この本の内容に驚愕し、「ホリスティック医学の父」と呼ばれるエドガー・ケイシーの本を読み漁り始めました。
これが、私の最初のメンターとの出会いで、ホリスティックな考え方を受け入れるきっかけになりました。
◎Thank you!
ここまで来させてくださったメンターの方々、感謝しています。
ありがとうございます。
又、私を支えてくださった方々、感謝しています。
ありがとうございます。
そして、このブログを通じてご縁のできる方々、感謝しています。
ありがとうございます。